上海師範大学留学レポート

上海師範大学【2016年度後期帰国】交換

レポート作成T.E

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私は中国一の国際都市、経済の中心と言われている上海に留学しました。大学がある場所はそれほど都会ではないですが、バスや地下鉄ですぐに大きな街に行くことができ、街に行くとなんでも手に入りました。

日本と比べると水などの衛生面には少し気を付けないといけませんが、その他生活環境は特に問題なくとても快適な街です。PM2.5については、上海の空気はほかの都市に比べて綺麗で汚染が少ないと言われていますが、感じ方には個人差があると思います。特に気にならないという人もいましたが、私は敏感なようで、その日の汚染度に合わせて鼻水・咳・嘔吐感・頭痛など軽い風邪のような症状が現れました。夏は汚染が少なく空も晴れ渡って症状も全くありませんが、冬はマスクをつけることをおすすめしたいです。それでも、冬に旅行で内陸の方へ行った時は上海より辛かったので、上海の空気はやはり比較的きれいなのだと思います。

留学していちばん良かったことは、外から日本を見る経験ができたことだと思います。日本で暮らしているだけではわからないことがたくさんあるとを知りました。日本の習慣や文化・言語などを客観的見ることができ、自分の国をもっと知ることができました。中国語の上達ももちろん大きな収穫ですが、それよりも人との交流や生活環境など学習の過程で得る収穫の方が大きかったように思います。違う国や地域に行けばまた新しい発見や経験がきっとあると思います。

私は今回の留学が初めての長期海外留学でした。行く前はいろいろな面で不安がありましたが、留学を終えるともう何でもできるという自信がつきました。留学前に準備をすることはもちろんとても大切なことだと思いますが、行ってからの自分の行動と選択がもっと大事です。留学先の環境はどれだけ先輩の話を聞いても、行ってみないことにはわからないし、どれだけ勉強してから行っても始めの1週間は全く現地人の言葉を聞き取れません。でも自分の意識次第で本当にすべてどうにでもなりました。現地には自分を助けてくれる人が必ずたくさんいますし、成長する機会がたくさんあります。なので、いま留学に行ける環境にあるならとりあえずまず行ってみてほしいです。私も今回の留学の経験を活かして、更にたくさんのことに挑戦していきたいと思います。