トロント大学留学レポート

トロント大学【2016年後期帰国】私費

レポート作成M.Y

私は、カナダのトロント大学に2016年9月から2017年3月まで語学留学しました。トロントはカナダ最大の都市で、北米という規模で見ても経済的には5番目の大都市です。大都市ながら治安が良いということもあり、日常生活で困ったことはありませんでした。トロント大学はカナダのオンタリオ州に位置する、カナダでもハイレベルの大学です。大学のメインキャンパスもトロントのダウンタウンに位置しているのにもかかわらず、キャンパスが広大です。私の通っていた語学学校は地下鉄の駅直結だったので、雨の日や雪の日、寒さが厳しい日にも快適に通学できました。

私は留学に行く前はライティングやリスニングに比べて、スピーキング能力がもはやゼロでした。TOEICなどのスコアに対してあまりにも英語が喋れなさすぎるというのが、留学以前の悩みでした。そのため、現地ではスピーキング中心のクラスのみを取りました。私は英語の中でも元々リスニングには自信があったのですが、カナダで生活し始めてからは現地の英語を全然聞き取ることができず、ショックを受けました。その上、学校のクラスメートのほとんどが日本人だったことにもショックを受けました。その中で、趣味の合う中国人の子と仲良くなり、毎日遊んだり、趣味やお互いの国の話を毎日のようにしたりしていました。同時に、毎日鬱になるほど英語を聞こうと試みました。通学時にはヘッドフォンでダウンロードしたニュースやTED TALKを聞き、暇な時はカフェでさりげなく隣の人の話を盗み聞きしようとしていました。なかなか変なこともしていましたが、リスニングはすぐに慣れました。それと同時に、スピーキングも何故かかなり伸びたと思います。2ヶ月目からはクラスも上がり、授業のレベルが急に上がったので、ついていくのが大変でしたが、引き続き頑張るきっかけになったので本当にあの時に上のクラスに上がれてよかったです。語学学習と同時に、自分の人生やキャリアについてゆっくり考えることができたり、様々なところに旅行する時間もあったので、英語力の向上以外にも意義ある留学になりました。またトロントには様々な国から人が集まっているので、他の国の文化、情勢や、他の国から見た日本の印象なども学ぶことができ、自分の中で多文化理解が深まり価値観がかなり広がりました。

最後に、この留学は人生の中で1番大きな思い出になりました。10代の最後にかけがえの無い思い出と経験ができたと思っています。現地で関わった先生達、友人、ホストファミリー、University of Torontoの学生達のおかげで充実した半年を過ごせたので、本当に感謝しています。また、自分の意思を尊重してくれて、日本からずっとサポートしてくれていた父親には何より感謝しています。10代の間にできたこの尊い経験を決して無駄にせず、、これからの勉学、キャリアにつなげていきます。

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