ヨーク大学留学レポート

ヨーク大学【2016年度後期帰国】私費

レポート作成M.K

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私は2016年8月末から2017年2月末までの半年間、カナダのトロントにあるヨーク大学付属の語学学校で英語を学びました。1セッション8週間のコースを3つ受講しました。カナダは移民大国としてとても有名ですが、本当に街中は国際色豊かで、あちこちから異なる言語が聞こえてきます。語学学校に通う学生はアジアから来ている人が多く、最も多いのは中国人とサウジアラビア人でした。

 私は4か月間をホームステイ、残り2か月間をシェアハウスで暮らしました。ホストはフィリピンからの移民の方で、癖のある英語でした。英語は話す人によって結構癖があるものなので、ある意味良い練習になったかなと思います。シェアハウスはネットで申し込んで、オーナーさんとメールでのやり取りをし、見学に行って選びました。留学生の中でシェアハウスをしている人は意外と多く、留学中に引っ越しを行うという貴重な体験をすることが出来ました。やはり、ご飯の準備や掃除、洗濯を自分でしなくてはならない環境に変化したのは少し不便でしたが、ローカルなスーパーに行って買い物をしたり、外食もしやすくなったので楽しかったです。

 授業は、レベルが上がるにつれて格段に難易度が上がりました。宿題は先生によって量に差が出るのでたとえ同じレベルでも大変さが異なります。ただ、テスト内容は一緒なので自主的に勉強量を増やさなくてはなりません。私は日本にいるときにあまりプレゼンをしたことがなかったのですが、留学中にかなりの回数をこなしました。初めは文章をしっかりと書いた原稿を用意して取り組んでいましたが、最後の方には簡単なメモだけを書いたものを持っているだけで20分近く話せるようになりました。このように初めのうちはすぐに英語で言いたいことを文章化するのが困難でしたが、慣れるにつれて頭が切り替えられるようになり、またアイコンタクトをする余裕なども生まれました。

 授業がない時は街中を散策したり、旅行したりしました。バスで国境を越えるというのは私にとって初めての体験だったので不思議な感覚でした。もちろん飛行機よりは格段に時間がかかりますが、値段は半額以下でした。そのほかにもNBAの試合を観戦しに行ったりと日本ではできない体験をたくさんすることが出来ました。

 留学を経て、本当にたくさんのことを学びました。このような素晴らしい経験が出来たことを、とても嬉しく思います。もちろん楽しいことばかりではなく、大変苦労したこともありましたが、1つ1つがとても貴重な思い出です。これからもたくさんのことを学び続け、これからの人生に活かしていきたいです。