ボンド大学留学レポート
ボンド大学【2014年度後期帰国】私費
レポート作成K.N
私は1年間オーストラリアのゴールドコーストに留学していました。この1年間、日本に居ては絶対体験する事のできない沢山の事を経験しました。
まず初めに、渡航前にしておけば良かったと思ったことは英語の勉強です。特にリスニングです。私がオーストラリアについて初めの3ヶ月は相手が何を言っているのか全くわかりませんでした。そのため英語をつかっての意思疎通がとても難しかったです。そこで渡航前の英語の勉強の大切さを痛感しました。
渡航の時に持っていった方がいい物は自分のパソコンや、日本の食べ物です。私はシェアハウスをしていたので自分でご飯を作らなければなりませんでした。その時日本の調味料や日本の食材を揃えるのに少し手間がかかりお金もかかりました。そしてカップラーメンやお菓子なども荷物に余裕があるのなら持っていったほうがいいと思います。とにかく日本の食べ物が恋しくなるので、何か少しでも持っていくといいと思いました。特に持っていかなくてもいいものは服や洗面道具などです。もし必要ならばどこでも買うことが出来るからです。オーストラリアでは常に半袖、半ズボンというスタイルでいたので沢山の服は必要ありませんでした。日本と違い服に気を遣う人があまりいないのでその点楽なところもありました。
オーストラリアでのお金の払い方は、渡航する前に作っていたVISAカード(Money T Global card)一つでやりくりしていました。私の親が毎月そのカードの口座にお金を振り込んでくれるので、必要な分だけATMでおろすという感じでした。お金をおろすときは手数料がかかるので、いっきにお金をおろして家で保管していました。現地で簡単に銀行の口座を作る事はできますが帰国する際に口座を閉じなければならないという手間と、私の場合は特に作ってもあまりメリットがないと思ったので作りませんでした。
ゴールドコーストは基本、毎日晴れていてとても気持ちのいい気候でした。スコールなどがいきなり来ることもありましたがその後はまた晴れに戻るというような感じでした。しかし夏になり雨季が訪れると雨が続く日もあります。オーストラリアは常夏と私は思っていたので冬の寒さにとても驚いなのを覚えています。当然、日本の冬と比べれば断然暖かいですが、それでもジャンバーなどを羽織らなければならないぐらい寒かったです。驚くことにそんな寒さの中、現地の人達は半袖半ズボンで過ごしている方もいました。
私の通っていた大学はとても綺麗で設備の整った学校でした。ジムやテニスコート、プール、体育館など自分の使いた時に使うことができます。大学周辺の治安もとても良く、栄えている場所から少し離れたところに位置していたので過ごしやすい環境でした。しかし夜になると暗い場所などもあるので念のため気をつけた方がいいかもしれないです。
私は留学中、ケアンズとメルボルンに旅行に行きました。街の雰囲気や気候などゴールドコーストとは全く違うのでまた新しい感覚を味わう事ができました。もし時間とお金に余裕があるのなら一度は違う地域に旅行するべきだと思います。
留学して良かったと思える事は本当に沢山あります。今まで知らなかった沢山の文化を知ることができ、そしてその人たちそれぞれが持っている価値観を知る事が出来たのはとてもいい経験になりました。そして語学学校では本当に沢山の出会いと別れがあります。その中で、人との出会いや繋がりの大切さを学ぶ事ができました。世界各国、色々な国から同じ時期に同じ場所に集まって一緒に勉強しているのだなと考えた時、本当に出会いとは不思議なものだなと思いました。そして別れがあるからこそ友達との毎日の時間を楽しみ一生懸命色々な事に取り組むことができたと思います。留学する事で英語力を伸ばし沢山の経験をする事が出来ると思います。しかしそれだけではなく自分を見直すいい機会にもなりました。自分の性格や考え方、人との関わり方など。留学中本当に色々な事を考えながら時間を過ごしました。そんな中、留学した当初と今の自分を比べると色々変わることができたと実感する事ができます。自分の目標、やるべき事を見失わず自分なりの方法で、自分を信じて進んでいけるようになれたと思います。自分を持つということの大切さを知る事ができたと思います。そして留学を終えた今、学面だけでなくもっと沢山の事を勉強していきたいなと思いました。
今回の留学を将来どのように生かしていけるかなどは正直まだ分からないですが、とりあえず今後も英語の勉強を続けていきたいと思います。そして英語を使って人と関わる事の楽しさを伝えていけるような人になりたいと思いました。また、私自身も英語力をもっと高め、それを将来仕事等に生かせていけるようにできたらいいなと思います。今は何よりも今回の留学で得た英語力や経験をいかし、様々な国へ行き色々な人と交流したいと思っています。新しいことをもっと知りたいと思っています。それが私の今もっともしたい事であり、自分の成長につながると思うからです。たくさんの時間がある大学生のうちに色々な国へ行き色々な経験をしたいと思います。その中でこの経験を将来の自分にどう繋げていけるかをじっくりと考えていきたいと思います。
この留学は全てが親や友達、色々な人達のサポートがあってできた事だと思います。そして今まで何も思わなかった事に対して感謝の気持ちを持つことが出来るようになりました。一人では何もできないという事や、沢山の人に支えられて生きているという事を実感しました。自分に少しでも関わってくれた全ての人達に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。この1年間、本当に最高の財産になりました。