ボンド大学留学レポート

ボンド大学

レポート作成K.H

 

わたしはオーストラリア、ゴールドコーストのボンド大学付属語学学校に2013年8月末~2014年2月初めまで半年間、私費留学しました。

〈学校の授業について〉

私が受講したコースはGeneral English Courseというリーディング、ライティング、英会話力を習得するためのコースでした。レベル1から6まであり、学校初日にクラス分けのテストを行って自分のレベルに合ったクラスで学ぶことができます。このコースには、中国、韓国、ブラジル、フランス、サウジアラビア、チリ、コロンビアなど様々な国の人々がいて、その中でも特に中国人、ブラジル人、日本人が多かったです。月曜日から金曜日まで毎日8時半から3時まで授業がありますが、毎週金曜日の午後にはアクティビティーが行われます。スポーツ、実践リスニング、映画鑑賞、会話、ロールプレイ&演劇、自習学習なども取り入れられています。レベルが上がっていくにつれてディスカッションや会話する時間が増えて、積極的に自分の意見や考えを伝えるということが重要になってきます。

〈学校の施設・アクティビティー〉

語学学校は大学のキャンパス内にあり、カフェや食堂、図書館、プール、ジム、サウナ、体育館など全ての設備を現地の大学生と共用することができます。図書館ではたくさんの生徒が放課後に勉強しており、とても集中して勉強に励める良い環境でした。時には、図書館で外国の友達と会ったときに会話したり一緒に勉強することができてスピーキングの練習にもなりました。また多くのコンピューターが設備されているのでとても便利でした。ジムも多くの人たちが利用していました。私も友達と放課後にジムに行って体を動かしたり、話したりして多く活用しました。勉強だけでなくジムでリフレッシュして息抜きすることも大切だと思います。アクティビティーについては上記でも述べましたが、その他に毎週水曜日のお昼にはバーベキューがあります。おかわり自由でお昼を自分で持ってくる必要がないのでとてもラッキーです。そこでもいろんな人に会えるのでコミュニケーションを取れる良い機会です。

〈旅行について〉

オーストラリアには多くの素敵な場所、世界遺産などがあります。私はホリデー期間に友達とシドニー、メルボルン、ハミルトン島に全部で8日間旅行しました。ハミルトン島はオーストラリアの北の方の島で、世界遺産のグレートバリアリーフに囲まれ、ハートの形をした珊瑚礁や純白なシリカ砂で被われたホワイトヘブンビーチまですぐ近くです。クルージングで2泊3日し、その中でダイビングやシュノーケリングを体験しました。海の中はとてもきれいではっきりと魚や珊瑚などが見えました。海の中は澄んでいて多くの生き物が気持ちよく泳いでいる様子を見てとても感動しました。普段ではできない体験ができてとても良かったです。メルボルンは、私が住んでいたゴールドコーストとは全然違った雰囲気で、人々の服装も異なっていました。そのような様々な発見ができて良い勉強になったし、おしゃれな建物や服などが目立っていて、かわいいお店がたくさんあってショッピングも楽しめました。最後に行ったシドニーはさすが都会だなと思いました。有名なオペラハウスやハーバーブリッジも見に行き、マーケット、フィッシュマーケットや天体観測などシドニーの魅力に驚きました。夜もとてもにぎわっていてバーやレストランにたくさんの人々がいてみんな楽しそうにしていました。オーストラリアの様々な場所に行ってたくさん自分の知らないものを見て新しい世界を知ることができました。せっかく来たのですから遠くに旅行しに行ってオーストラリアの魅力を知ることをオススメします。

〈私がこの留学で学んだこと〉

留学を通して自分の言いたいことを伝えようとすることの大切さと仲間の存在の大きさは留学生活の支えになるということを学びました。最初の頃は、どの文法を使えばいいのか、こういうことを言うにはどの単語を使えばいいのかなど、いろいろ深く考えてしまって思い通りに英語を話すことができなくてとても悩んだ時期がありました。戸惑いすぎて話し相手にも迷惑をかけてしまっているのではないだろうか、それならあまり話さない方が良いのかなどとマイナスなことを考えてなかなか自信が持てませんでした。しかしホストマザーの悩みを打ち明けた時に、「自分の気持ちをちゃんと相手に伝えようとしないと何も始まらない。あなたが伝えようとする努力をしない限り、あなたは何も学べないし変われない。」と言われて、自分が変わる努力をしなければいけないということに気づかせてくれました。それからうまくスラスラと話せなくても最後まであきらめずに話通そうとするよう意識しました。留学が終わるときには最初の頃よりもとてもスピーキング力が伸びたと実感できました。また、留学を通して仲間の存在の大きさを学びました。留学生活を過ごしていくうちにたくさんの様々な国から来た人たちと友達になりました。自分と同じように海外へ英語を勉強しに来ているのですが、その人たちはよく発言するし自分の考えを伝えることができるし質問もするし、勉強に対する意欲がとても高くて圧倒されました。しかし、そういう仲間がいることで自分も負けられない、仲間と話したいという英語学習のモチベーションにつながって、一緒に勉強して頑張っていくには仲間が必要なのだなと思いました。留学生活の中でいろんな国の友達とパーティーをしたりビーチに遊びに行ったりしてそこでお互いの国のことを話せて本当に楽しかったし、とても良い経験になりました。留学で出会った仲間たちは一生忘れません。お互い違う国にいて離れていても連絡を取り合ってこれからもつながっていたいです。こうして留学で学んだことをこれからの就職活動や勉強など様々な場面で活かしていきたいし、新しいことにも積極的に挑戦したいです。