ボンド大学留学レポート

ボンド大学【2015年度前期帰国】私費

レポート作成N.K

 私は3回生の前期に5か月間、ボンド大学へ留学しました。私がオーストラリアに留学を決めた理由は本当に単純で、暖かくて天候が良い場所で生活したかったからです。私の中で天候は、自分のモチベーションに凄く関係していて、留学先を選ぶ中で重要なポイントでした。オーストラリアの中でも私の選んだゴールドコーストという町は、1か月の内のほとんどが晴天で、海が近くにあり、南国気分を味わえる素敵な場所でした。

 

 私は最初の1か月間はホームステイで、残りの4か月間はシェアハウスという形にしました。はじめは何も分からなかったので、住居のことで留学会社の方に相談してみたところ、この形で住む場所を決める方が大半だと聞きました。というのも、日本にいながらシェアハウスを抑える事が難しく、また、来たばかりの頃は分からないことも多いので、最初の1か月はホームステイにし、その間に次のシェアハウスを探すという形が経済的にも、生活面においてもベストだとアドバイスをいただきました。

 

 私はこのようにホームステイとシェアハウスの両方を体験したのですが、個人的にはシェアハウスの方が向いていました。ホームステイでは、マザーが週末に色々なところに連れてくれたり、ご飯を自分で用意する必要がなかったりなどメリットもありましたが、晩御飯までには帰らないといけなかったり、夜遅くまで電気をつけていたら怒られたりもしました。その点シェアハウスはいつ何を食べようが、何時に帰ろうが私の自由で凄く良かったです。自炊しないといけないけど、その分節約もできたりするので、きちんと自己管理するようにもなると思います。

 

 私の主な生活は、朝7時に起き、8時30分から15時まで授業があり、その後遅いときは夜22時、23時位まで図書館にいました。なんだか凄くしんどい生活をしているなと思われるかもしれないけど、全く苦ではなかったです。なぜなら私の友達の多くが学校終わりに図書館に集まるので、図書館は勉強する場であり、また友達と交流する場でもありました。図書館で授業で分からなかった所を聞いたり、時にはそのまま晩御飯を食べに行ったり、私はそういう生活が大好きでした。

 

 授業に関しては、最初にクラス分けのテストがあり、レベル2・3・4・5・6、AP5。ビジネスコース、EAPという感じにレベル分けされます。レベル2・3は結構ゲームを交えて授業する感じで、4・5になるとプレゼンやスピーキングを重視し、6になるとディスカッションを重視する感じです。私はレベル4、5、AP5という風にレベルが上がったのですが、最初は全くスピーキングができなくて当てられる度に困っていました。でも本当に1か月経てば授業内でも発言できるようになるなどの進歩が自分の中でも見られたりして、その時は本当に嬉しかったのを覚えています。レベルは自由に上げ下げできるわけではなく、テストでいい点を取るか、先生の許可がいるため、上のレベルを目指したかったら勉強を頑張ってください!!

 

 留学で得たものは凄く大きいです。まず本当に一期一会を大事にするようになりました。「ここで出会った大半の人は、この先会おうと思ってもなかなか会えない」ということが、「同じ空間にいれる今を大事にしよう」と思わせてくれました。日本にいた時は、この先一生会うことがないであろう人に対しても、またどこかで会えるだろう考えて、あまり別れを惜しんできませんでした。でも留学で出会った人は別で、留学に来ないと100パーセント出会えなかったであろう人たちばかりで、そう考えたら本当にこの出会いを大切にしたいと思いました。

 

 あと、自分の行動が全てを決めるということも凄く実感しました。まず、この留学に来たこともそうだけど、自分があの時何かに影響を受けなかったら、自分は今頃龍谷大学で普通に授業を受けていただろなぁと思うと、行動力に勝るものはないなと思いました。留学先でも、自分が英語力をつけたいと、あらゆる活動に参加し、英語を使う機会を得れば得るほど、それに比例してスピーキング力も上がりました。つまり、本当に意味の或る留学生活にするのも、ただただ旅行感覚で生活するのも自分次第という感じでした。

 

 これから留学に行く人にも、本当に充実した留学生活を送ってほしいです!なので、留学後の自分の理想像を想像して、それを頭の片隅において生活していただきたいです。生活に慣れだして少しダレて来出した時に、あ、もっと頑張らないと!と気づかせてくれるはずです。あと、向こうで経験できることには何でもとことんチャレンジしてみれば、きっと有意義な生活が送れると思います。

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