ブルゴーニュ大学留学レポート
La France!!
レポート作成S.T
フランスの首都ParisまではTGVで約1時間半ほど、第二の都市Lyonまでは約2時間ほど。週末にはParisやLyonに旅行に行けます。
では、私が一年間過ごしたDijonを紹介しますね。Vous êtes prêts?
≪La classe≫
私が留学していたブルゴーニュ大学の語学学校“CIEF”には個人の語学力に応じて5つのクラスに分かれます。
各niveauごとに授業の内容は異なりますし、もし自分の力に合わない場合はクラスを変更することも可能です。授業の内容は
Langue(語学)
①la compréhension écrite(書く)
②la compréhension orale(聞き取り)
③la grammaire(文法)
など、その他にもみんなで街に行って課題をこなす、課外授業などもありとても充実した生活を送る事が出来ます。
語学学校の先生は皆さんとても優しくて、丁寧に教えてくれるので最初は不安なこともあると思いますが、ぜひ積極的に話しかけてみてください!
クラスには様々な国籍の留学生がいて、もうそれだけで世界中に友達ができます。時期にもよりますがアジアからの留学生が多いと感じました。
その他に、niveau2からは la civilisation というフランスの歴史や地理、音楽や文学などのフランスの文化を学ぶことができます。
≪La vie≫
今回、私は国際学生寮に約10カ月滞在していました。寮には日本人をはじめ、韓国人や中国人、アメリカ人など様々な国籍の留学生が滞在しています。夏期講座やバカンスを除いて、朝ご飯と夜ご飯がでます。朝ご飯はパンやオムレツ、それにコーヒーなど。夜ご飯は日によって異なりますが、メイン(お肉や魚)にサラダとヨーグルトなど。最初はあまり美味しくないと思っていましたが、毎日食べていると慣れます!
寮のネット環境はお世辞にも良いとは言えません。Skypeは寮ではオススメしません。もしSkypeをするなら大学のWi-Fiをつかった方がいいと思います。
気を付けてほしいことは寮の周りの治安に関してです。DijonはParisに比べると比較的安全ですが、それでも日本よりは危険なことも多いです。特に女性は夜遅くに一人で出歩かない事!私自身、男性ですが何度か「危ないな、怖いな」と思ったことがあります。海外での生活、楽しいことがたくさんあり、つい夜遅くなることもあると思います。なるべく一人では帰らない、タクシーを使うなど、自分の身を守ることを一番に考えてください。
まずは、なんといってもワイン!有名なブルゴーニュワインがとても安く飲む事ができ、私も沢山のワインを飲むことが出来ました。それから料理もとても美味しい!先述したように寮のご飯はあまり美味しくはありませんが、街にあるレストランはどこも美味しいです。ぜひ私がオススメしたいのは、カエル料理です。カエルといってももちろん食用ですので安心してください。味も美味しいですよ。
また、フランスにはバカンスという長期の休みがあります。バカンスを利用して、旅行をすることも個人的にはオススメします。もちろんその分お金はかかりますが、うまくやればとても安く旅行することも可能です。私は、休みを利用してフランス国内はもちろん、イギリスやドイツ、イタリア、スペイン、ポルトガルなどヨーロッパの国々を旅行しました。素晴らしい経験をたくさんする事が出来たので、機会があればぜひ行ってみてはいかがでしょうか!
≪Les dépenses ≫
『1カ月の生活費』
寮費:40000円
食費:10000円
雑費:10000円
あくまでも目安ですので、もちろん旅行をすればもっとお金を使いますし、ユーロの値段によっても変わってきます。私がフランスについたときは1ユーロ100円前後でしたが、帰国直前には130円に上がっていました。なので少し注意が必要だと思います。
フランス人は基本的にカードでお金を払います。あまり現金を持ちません。なので海外で使用可能なクレジットカード(VISAがオススメ、Mastercardはお店によっては使えないところもある)を持っていくと便利です。
また、ルーブル美術館や凱旋門などの観光地は学生だと無料か割引をしてもらえるところが多いです。ぜひ、活用してみてください。ただ、盗難などの犯罪も多いので、観光地に行くときには被害に合わないよう注意してください。
≪L’impression,L’avis≫
とにかく、初めて経験することばかりの留学生活でした。大変なことも多々ありましたが、終わってみるとあっという間だったと思います。今回の留学、自分自身、海外に出てそこで生活し日本とは違う価値観や文化を経験しそれを将来の自分の夢に活かすという目的を持っていました。実際、日本にいては感じる事、学ぶことができないことを多く経験する事ができ、とても意味のある素晴らしい留学生活を送る事が出来たと思います。他の国からの留学生達の勉強に対する姿勢を見て、自分ももっと頑張らなくてはいけないと思いましたし、またフランスに留学したいと強く思っています。留学をして、実際に生活することでその国の国民一人一人の価値観であったり、文化や習慣、伝統などを経験、体験することで人として成長できると思います。日本だけが世界じゃない事を改めて再確認することができ、これからの人生の糧になった今回の留学でした。
≪les conseils pour les cadets≫
海外という知らない場所で半年や1年も生活することは簡単なことではありません。大変なことや辛いこと、苦しいことも多いです。私自身、一番苦労したのはやはり言葉でした。相手に自分の気持ちが正確に伝わらないもどかしさはとても辛かったです。それでも、なんとか少しずつではありますが伝わるようになってきました。その他にも世界中に友達が出来たり、たくさん旅行が出来たりと楽しい事や嬉しいことも多くあります。世界は広いです!留学はそれを経験できます。必ず自分の中の何かが変わります。もちろん良い意味で変わります。少しでも興味や関心があるなら、ぜひ、挑戦してみてはどうでしょうか?きっと素晴らしい留学生活が待ってますよ!