オタワ大学留学レポート

2025年9月号 H.K

レポート作成H.K

2025年8月29日からカナダのオタワに1年間語学留学できています。EIPというコースに参加しており、大学と提携しているコースのため大学のキャンパス内で授業を受けています。正規学生との交流もすることができます。

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正直なことを言うとまず僕がオタワに来て1番初めに感じたことは、標準語に酔ったことです。オタワについてから3日ほど学校が始まるまで時間がありましたが夜散歩をするかスーパーに行く時以外は家にあり現地の人に会うことがなかったです。そして学校初日、ホストファミリーを除けばこっちで人と会うのは初めてでありいざオリエンテーションの教室に入ると、日本人がズラーっと集団ができており、聞き馴染みのない標準語がずっと飛び交っており、それに酔ったのを今でも覚えています。

 

またその日に学生証が発行されたのですが、オタワでは学生証と交通系ICの定期券が一体化しており、それを使って電車の改札を潜ることができるのですがなぜか反応せず、改札を潜らなかったり、もちろん慣れないめちゃくちゃ早い英語にも疲労を感じており、とても疲れた記憶があります。多分一生忘れません。

 

オリエンテーションの次の日から授業が本格的に始まったのですが、教室を入ればほとんどが日本人で驚きました。オタワを選んだ理由は日本人があまりいないからというのが理由だったのですが教室のほとんどが日本人で驚きました。後々聞くとどうやら今年から関東の大学とプログラムが提携しており、授業の必修科目として留学に来ている人たちだったそうです。その時僕はこの人たちとは関わらない、他の日本人と差を見せてやるとなぜか意味のわからない尖らせた心を芽生えさせたのを覚えています。今思えば本当に醜いです。実際その人たちがいなければ僕は留学生活結構危ぶまれたと感じるほど助けられているからです。だから日本人と一切連まないという心意気も大切ですが、助け合える同じ言語を話す友達が1人や2人いても全然問題はないと思います。

 

初めての授業では日本のカルチャーを知って欲しいのと外国人ウケを狙って自己紹介の時にかめはめ波をしました!もちろん教室にはほとんど日本人しかいなかったのですが、来る前からやりたかったことができてよかったです。とてもそこにいた少数の外国人にはウケたのでとてもよかったです。

 

授業や大学で過ごしていて感じるのはやはり言語の壁です。カナダは多民族国家でカナダ以外の国と何かしらのルーツを持つ人がたくさんおり、初めましての人はほとんどカナダ以外の国の人かどこかの国とのハーフなどでした。しかしほとんどの人は英語を淡々としゃべりネイティブスピーカーの英語は聞き取るのがとても困難で何を返答すればいいかがわからなく苦労しています。しかし話せば話すほど感じるのはみんな日本が大好きだということです。ほとんどの人が日本人だと言えば興味を示し、たくさん質問してくれます。特にアニメで喜ぶ人が多く、ワンピースやドラゴンボールよりも海外では進撃の巨人やHUNTER×HUNTERがとても人気で驚いています。

 

あとはみんなとてもオープンで芝生でサッカーをしていたらそこに俺も入れてくれよと色んな人が集まってきたりそこから会話を広げることもできたらとても楽しいです。バスケコートに行ったら一緒にやろうと誘ってもらい知らない人たちとバスケもしました。スポーツでつながることも可能なのだと改めて感じる瞬間でした。あとは日本語クラブというものがあり、そこは日本にルーツを持つ人や日本がただ好きで日本の文化を学んでる人などがおりびっくりしました。1番そこで驚いたのはみんな日本語を少し勉強しており日本語を少し話せることです。そこに僕たち日本人がいけばみんな喜んで喋りかけてくれて日本は外国から見たらとても素晴らしい国なんだと誇りを持てました。

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週末は友達とオタワの観光スポットなどを訪れたりしています。まだ旅行などに行っていないのでこれからたくさん行きたいです。カナダの観光名所を調べているとほとんどが自然でとても心踊らされ、絶景を見たいと思い、登山に挑戦してみようと最近思っています。一眼レフを元々持っていてカナダにも持ってきたので、たくさん絶景をカメラで収めたりもしたいです。最近流行っているストリートスナップにも挑戦してみました。動画とかないけどただ写真撮るだけでも喜んでくれて写真も趣味にしていきたいです。

 

最初の1ヶ月は現地での適応や言語の壁にぶち当たったりですごく大変でしたが、学ぶことも多く過ぎるのがあっという間でした。
残り11ヶ月少しでも自分の殻を破っていきたいです。あとは英語をもっと上達させたいです。

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