ゲルフ大学留学レポート

ゲルフ大学【2014年度後期帰国】私費

レポート作成H.H

 

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 留学前にしておいたほうが良いことは、留学をして何をしたいのかを明確に考えることだと思います。留学をするのだから言語の勉強というのはもちろんのことその言語を使って何をしたいか。例えば外国の友達をたくさん作るだとか、旅行をたくさんし世界を見るなど言語習得以外にそれを使って何をしたいか、それを持つことで留学はより充実したものになると思います。渡航の時にもっていったほうが良いものはPCです。私が留学していたカナダのゲルフ大学はPCを使っての課題配布、提出、時には授業でも持ってくるようにと言われる時がありました。他には薬です。たくさんは必要ありませんがあると安心です。服に関してですが、私の場合たくさん持って行きすぎたように感じます。カナダの冬は日本の冬とは比べものにならないほど寒いので日本の冬服では対応できないので、持って行かずに現地で調達という形が良いと思います。留学での支払いは主に現金でしていました、現金はマネーTグローバルという会社を使い日本で振り込んでもらったお金を現地のカナダ$で引き出すという形でした。他にもクレジットカードも携帯していました。お店によるとカードでしか払えない場合もあるのでべんりです。カナダのゲルフでは夏は25~30度とそれほど暑くありません。日によると夏でも肌寒く感じる日もありました。春、秋はあまり長くはありません、日本の冬ぐらいの気温だと考えるとよいでしょう。冬は特に寒く-35~ -10度ぐらいでマフラー、手袋、ニット帽は必需品です。雪も日によりますが、ひどい時は学校も休みになります。私の通っていたゲルフ大学のELPはlevel1からlevel10まであり10を卒業すると現地の大学に行く生徒が多く内容は日常会話などにはあまり触れず大学で必要となる英語を学ぶので最初のころは慣れるのに大変ですし、levelが上がれば上がるほど内容も難しくなるので決して楽なコースではありませんでした。それに、課題もほぼ毎週出されるので週末は土曜日に休憩し日曜日は課題に追われるという生活でした。忙しい時には土日を図書館で過ごすのも度々ありました。大学周辺の治安は大変よく特に危険を感じたことはありません。しかし、田舎町ということもありあまり遊ぶところがないのと、交通機関がバスしかないので少し不便でした。私が留学中にバスがストライキになり1ヶ月と少し走らなかったことがありました。その時は大変不便で、生徒はタクシー、自転車、歩き、ホームステイの方に送ってもらうなど学校まで行く手段をみつけるのに苦労しました。食生活についてはあまり苦労した覚えはありません、ホームステイのご飯やレストランのご飯も美味しかったです、日本食を食べたければゲルフには少なくとも4件は日本食レストランがありました、その上中国の食品が売っているスーパマーケットには日本の調味料やお菓子なども置いていたのでよく利用しました。留学中の旅行ではケベック、ニューヨーク、トロントなどに行きました。特にゲルフはニューヨークまでバスで12時間、往復$100ほどで行けるので夏、冬の二回行きました。しかし、バンクーバー周辺は遠く飛行機で6時間ほどかかり、費用もかかるので行けませんでした。留学して一番よかったと思うことは英語を話せることで異国の文化や考え方について触れられたことです。日本では想像もできない考え方がよくも悪くもあるのだと知り、今まで私が触れてきた人たちはほんの一部だということに気づかされました。留学で一番苦しいのは思っていることを英語でうまく伝えられなかったことです、もちろん英語の問題もありますが文化という面でもギャップがあり、私が常識と思っていることが相手の非常識であったりその逆であったりと、たまにストレスを感じることもありました。留学を終え今感じることは英語が話せるというだけでは何も役に立たないのだと気づきました、英語はコミュニケーションツールのたった一つに過ぎず、その道具をどう使うのかが重要なのだと気づきました。私は英語を使い世界中の人と話をし、その国の文化、考え方についてさらに知り、学びたいと思っています。そのためにこれからも英語の能力の維持、向上に励みたいと思います。