ゲルフ大学留学レポート

ゲルフ大学【2018年度後期帰国】私費

レポート作成S.H

私は英語力が低い状態で留学に行ったのですが、レベル分けテストがあるため授業に関して問題はありませんでした。ただ、英語を話せるとホストファミリーと早く打ち解ける事ができると思います。私は英語があまりわかりませんでしたが、とにかく聞き返して、イベントもほとんど参加しました。ホストファミリーと良い関係を築けると留学がすごく充実するので、部屋にこもらずになるべくファミリーと過ごすことをおすすめします。

 

 生活用品(シャンプー、歯磨き粉など)は重いので、渡航時に持っていくのはトラベルサイズをおすすめします。到着後に帰るものは現地調達のほうがスーツケースに余裕ができるので、その分おみやげなど増やしたほうがいいと思います。また、持っていく洋服は、帰国時に捨てて帰ってもいいものにすると帰国時のスーツケースにも余裕ができます。

 

 留学中の送金方法にはキャッシュパスポートを利用しました。使った料金をインターネットですぐに確認できて便利でした。

 

ゲルフの気候は、10月~3月は冬で4月頃から暖かくなります。冬になると雪が多く降るので、スノーブーツを持っていたほうが便利です。夏は短いですが、紫外線が強いため日焼け止めは必須です。

 

 ゲルフ大学は7週間(1学期)ごとに1~2週間の休暇があるので、モチベーションを保ちやすいと思います。課題が多いという噂を聞いていましたが、高いレベル(7以上)までは課題の多さは感じませんでした。私が教えてもらった先生たちは、比較的に課題が少ない先生だったと思います。授業内容は大学進学を目的としたアカデミックなものが多く、レポートを書いたり、論文を読んだり、TEDのような講義を聞くことが多かったです。日常会話を学びたい人にとっては、求めているものと違うと感じるとおもいます。しかし、授業中や休み時間、放課後など友達、先生、ファミリーと話すことで日常会話は自然と学べたので、私はゲルフ大学の授業に満足しています。クラスも少人数制で、基本的には2学期ごとのクラス替えなので、クラスメイトとも仲良くなれます。

 

 留学中、私はニューヨーク、モントリオール、ケベック、フロリダに行きました。1度だけ、旅行中のバスにスマホを忘れたことがあります。夜行バスを利用する際は眠さもあり注意散漫になるので、バスの乗り換え時に持ち物の確認をすることをオススメします。私はすぐにバス会社と留学会社、現地の警察に連絡し、無事に携帯を受け取ることができました。万が一トラブルにあったとしても、冷静に周囲の人に助けを求め、状況を説明してください。

 

 私は本当に留学してよかったと思います。もともと英語力の向上はそこまで期待していませんでしたが、カナダで良い出会いに恵まれたおかげで、出会った人たちと仲良くなりたいという気持ちだけで話しているうちに英語力も伸びた気がします。留学先で机に座って勉強する時間はほとんどありませんでした。課題も学校の図書館か家のリビングでやるようにしていました。わからない単語や文法はネットで調べるのではなく、ホストマザーに聞くようにしていました。そのおかげで、辞書に載っているような例文ではなく日常での単語の使い方などが知れて、自然な使い回しが身につきました。

 

 留学でいちばん大事なのは自分の意見をしっかり言うことだと思います。特にホームステイの場合、食べ物の好き嫌いや体調不良など伝えずに我慢するとストレスになると思うので、私は何でも話すようにしていました。そうすると、快適に過ごせます。日本食が恋しくなったと伝えたらお寿司を買ってきてくれたり、シャンプーを買いに行くといえば家にあるものをくれたり、暇だというとショッピングモールや近所のイベントに連れて行ってくれました。ホストファミリーも留学生が感じていることを全て察することは無理なので、自分で伝えていくことが大事だと思います。はじめは不安や緊張から馴染めずにホームシックになるかと思いますが、英語が下手でも、少し厚かましいくらいグイグイ話しかけて、家族行事には積極的に参加することが大切だと思います。私はスーパーの買い出しや犬の散歩、近所の人になにか持っていく時ですらついて行きました。そのおかげか、ホストファミリーも家族の一員のように扱ってくれて、帰国後も毎日連絡をとり続けています。

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