ゲルフ大学留学レポート
ゲルフ大学【2016 年度後期帰国】私費
レポート作成Y.R
私はカナダオンタリオ州に位置するGuelphという都市のゲルフ大学付属語学学校に2016年3月から12月まで約9か月間の留学に行ってきました。ゲルフはトロントから車で1時間半程度の大学が町の中心のような小さな町でした。学生がどこに行っても多く、治安の面で心配したことはほとんどありませんでした。バスの運転手さんや、スーパーの店員さんから、とてもフレンドリーな人が多く、町を歩いていて知らない人同士で話す光景も普通にあるような平和な場所でした。キャンパス内の施設は、町のイベントや一般の方が利用することも多く、ボランティアの機会や町の人たちと出会う機会も多くありました。また、ELP(English Language Program)がボランティアのアクティビティを企画してくれることも多く、現地の大学生とかかわるチャンスも生まれました。
ELPは10段階のレベルに分かれていて、さらに人が多いとセクションも2,3個あるレベルもありました。クラスは15人程度で、アジア圏の中国、日本、韓国、ベトナムや南米のチリ、ペルー、コロンビア、ブラジルなどの生徒が中心で、時期によってはイタリアやスペインの生徒もいました。授業はSpeaking、Writing、Listing、Grammar、Readingに分かれていて、Placement Testでレベルが決まり、毎日授業を受けます。レベルが上がるにつれ、アカデミックな内容に近づくので、とても大変でしたが、私が乗り越えられたのはクラスメイトの存在だと考えています。留学生活の後半は、本当に授業の内容が難しく、何度も挫折しそうになりましたが、他国のクラスメイトと図書館に毎日のように通い、時には日付を超すことも多々ありました。また、Examや課題が終わったら、パーティーをするなどと本当にクラスの仲が良く、授業に毎日行くのが楽しかったです。先生もみんなフレンドリーに教えてくれて、今までの日本での教育を受けてきた状況との違いに驚かされることが多かったです。授業以外にも、わからないことがあったら解決するまで、どれだけ時間がかかっても説明してくれました。クラスメイト同様に先生方にも本当に恵まれ、勉強に取り組めたのは本当に自慢です。
また、授業以外の日は町のモールや近くのアウトレットに買い物に行ったり、友達とご飯を食べに行ったり、ボランティアに参加したり、ジムに通ったりと、勉強以外の事を楽しみ日々を過ごしていました。セメスターの間にある数週間のブレイクには、モントリオール、ケベックシティにハウスメイトと旅行したり、日本から来てくれた家族とナイアガラの滝を見に行ったり、アメリカ東海岸をバックパッカーとして旅したり、カリフォルニアに住んでいる友達に会いに行ったり、ずっと憧れていたNYに一人旅をしたりと、日本からでは遠い土地に足を運び、現地の人とゲストハウスなどで交流して楽しんでいました。渡航前、ゲルフは小さな町なので、住んだら飽きると思っていましたが、勉強が予想外に大変だったことで学校と遊びの区別をしっかりとすることが出来ました。また、旅行を楽しみに頑張ることでメリハリのある留学生活を、最高の友達と送れたことは私の一生の宝物です。留学生活の思い出として終わらせるのではなく、感じたことをこれからの人生に活かし、また距離は遠いかもしれないけど、大切な友達のところにも会いに行きたいです。